廃棄物処分事業
3号地(自社処分場)「嵩上事業」事業概要
長期安定的な処分場を確保し、最も効率的で安全・安心な 3号地「嵩上事業」を実施します。
面積 | 約29.4ha |
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嵩上構造 | 高さ30m、平均法勾配1:3の台形状の嵩上盛土 |
埋立容量 | 約800万トン(約470万m3) |
年間搬入予定量 | 約31万トン/年 |
事業期間 | 平成28年度~平成53年度 |
環境・安全に配慮した廃棄物処分場
- これまでの水中部の埋立と異なり、陸上部の盛土となることから、これまで以上の環境監視体制を構築し、公害の防止・周辺環境の保全に努めます。
- 嵩上盛土の安定・安全を図った平均法面勾配(1:3)とします。
- 土堰堤による埋立地内部と外周部の分離を行うと共に、土堰堤部の植栽等の環境整備を行います。
- 埋立地の浸出水は集水し、公共下水道へ放流します。また、雨水についても監視を行いながら放流し、周辺海域の汚濁防止に努めます。
- 現在考えられる最大規模の地震に対して、既設の護岸や嵩上盛土の安全性を確認し、安全・安心な廃棄物処分場を建設します。
埋立計画
- 嵩上埋立は、各段階的に土堰堤、植栽、集排水管、調整池など、施設の整備と埋立を実施する特徴から、埋立中においても安定性(嵩上法面・水面部)、施工性、豪雨時の対応性、災害に対し万全を期して行います。
- 更に、段階的な埋立を確実に実施するために、計画的な土堰堤の整備が必要であることから、土砂の計画的な搬入を行います。
浸出水集排水施設及び雨水排水施設配置図
土堰堤、浸出水集排水管の概念図
- 土堰堤外周部と埋立地内への降雨について、個別の集排水施設を設けます。
- 土堰堤と埋立地は常に高低差をつけ、集中豪雨時にも越流しない構造とします。
- 土堰堤背面には、排水層を設置し、埋立地内の水を速やかに集水する構造とします。