「クリーンHIBIKI通信」2018年10月号
クリーンHIBIKI通信
みなさん、こんにちは。夏の猛暑も一転、すっかり秋真っ盛りな陽気となりました。処分場に隣接するひびきコンテナターミナル(HCT)には、相変わらずクルーズ船が入港しております。最近は爆買いのみならず、観光地や普段は地元の方々の知る人ぞ知るというスポットにも訪問される方々も増えているとか。博多港もですが、HCTも北九州市の新たな観光の拠点の一つとなれば良いかなと思います。
先日も、台風接近の影響でまとまった雨が降りました。場内に溜まった水は、排水処理施設にて処理しています。今回は、その事について少しだけ。
埋立処理場場内に溜まった水は、少なからず廃棄物と接触しています。そのまま外界(海等)へ放流しますと、場合によっては海洋汚染等の影響が出ます。そこで、排水処理施設にて悪影響を及ぼす物質を除去し、水質を向上させた上で放流しています。
3号地の嵩上げ埋立も少しずつ進んでおりますが、そこから出てくる水は「浸出水」として薬剤処理を施した上で下水放流する予定で、現在整備中です。この処理も自社にて今後実施していく予定です。従来の排水処理と下水放流の為の水質管理。表には出にくいですが、廃棄物処理の業務を行うにあたり、排水処理の役割は、「日本一美しい処理場を目指す」上で、なくてはならない非常に大きなものなのです。まさに、「縁の下の力持ち」と言ったところでしょうか。