ひびき灘開発株式会社

「クリーンHIBIKI通信」2018年1月号

クリーンHIBIKI通信

新年、明けましておめでとうございます。

本年も「クリーンHIBIKI通信」をよろしくお願いします。
当社の処分場は14日(木)より通常どおり営業を開始しています。

さて、昨年の5月号で紹介しました「調整池」の築造工事ですが、ようやく完成間近となりました。
今回施工したのは調整池の土木的な部分で、工事の内容を大まかに言うと2つです。

1つは、高さ3.5mの土砂による堤防で四辺を囲み、内側の法面に遮水シートを敷設しています。その堤防の長さは南北方向に約150m、東西方向に約230mあり、総延長は760mにもなります。なお、内側の遮水シートは暴風や日光による劣化対策として、土砂で覆土して保護しています。

もう1つは、調整池の底版工事で、土とセメントを混合して改良し、遮水性を確保します。底版の総面積は約32千㎡で最大貯水量は集中豪雨に配慮した9万m3となっています。

写真は調整池の内部ですが、あまりにも広大で底面の半分しか写っていません。

20180111図1.jpg

事務所側から調整池の外部の全景を撮影したのですが、3分の2しか写りませんでした。

20180111図2.jpg

今回、調整池の土木工事は完了しましたが、今後は水中ポンプやその制御盤を設置する設備関係の工事を開始します。

全ての調整池関係の工事の完成は、本年の梅雨前を予定していますが、1日でも早く完成させ、より一層安全・安心な処分場を目指して今後も努力してまいります。

                                  (技術課)