ひびき灘開発株式会社

「クリーンHIBIKI通信」ゴールデンウィーク号

クリーンHIBIKI通信

スライドを使って説明
 こんにちは。
 先日、響灘事業所において、地元自治会の方々に廃棄物処分場とはどういうものなのかを知って頂くため処分場の説明会を開催しました。
積荷展開検査の状況
 処分場といえば「ゴミ捨て場」というようなイメージを持つ人が多いかと思いますが、廃棄物処分場ではどんな物でも受入れるのではなく、受入基準を満たした廃棄物を受入れるために、計量時には常に積荷の目視チェックを実施し、また、抜き打ちでの搬入物の分析や積荷の確認をしています。
水質分析の様子
 処分場では周辺地域を汚さない様に水が漏れない構造になっていること。海へ流すときは水処理施設を通して水質を日々検査し、きれいな水に浄化していること。さらに処分場の周辺海域の水質も日々検査するなどの環境対策をしていることを説明しました。
 
散水車・清掃車巡回中
 次に、処分場内外の環境対策等について説明しました。処分場や近隣までホコリが舞わないように、タイヤの洗浄施設の設置や散水車、道路清掃車による道路の清掃。埋立方法についても浮桟橋から水中に直接投入し悪臭や粉塵の発生を減らしていることなどです。
少し高いところにある展望施設から全体を見学しました
 また、この説明会では、処分場跡地の土地造成・分譲事業や緑化事業についての紹介も行いました。
 緑化事業と言うのは、どんぐりをタネから育てて苗木を作り、処分場跡地周辺に植樹を行い、緑を増やすという事業です。植樹に使用する肥料は、地産地消という考え方から、近接する「ひびき動物ワールド」で飼育されているカンガルーの糞を活用しています。
 その後で、質問して頂きました。皆さん、地元の方々なので日頃感じている不安や当社に対する意見などが寄せられました。
 
皆さんから様々な質問が出されました
 今回の説明会を通して、ひびき灘開発で行っていることや、廃棄物処分場では適正に廃棄物を処理し、様々な環境保全対策を実施して地域の環境を守っているということを少しでも地元の方々に理解して頂けたのではないかと思います。
 今後も希望があれば随時、説明会を行いますので連絡をお待ちします。